やり直しの効くビデオ撮りなどには非常に便利である。アドリブがあっても原稿をその場で直し、再度撮り直しをすることでスピーチ全体がスムーズな流れのビデオを作成出来る。株主総会での使用を考えた場合、議長として議事進行のタイミングを計ったり、質疑を受けたりする場面でのオペレーターとのタイミングなど、リハーサルの時間も十分に取れないため、今回はプロンプターの使用を見送る事にした。ただし、今後、何回か利用して行くことで講演者及びスタッフの習熟度が上がれば、株主総会のような場面でも利用可能となると思う。また、講演者が自分の手元で原稿送りを操作出来ればもっと良い。構造的にはシンプルで良いが、プロンプターに映る文字の輝度は、プロンプターに反射させるモニター自体の輝度に依存するため、会場の照明やプロンプター越しに映る床や壁の色によって、文字を見失ってしまうことがある。もう少しはっきり映るよう改善されると良い。

プロンプターにモニター映像を反射させるだけの単純な仕組みにはびっくりしました。配線も少なく、仕組みが単純なため故障も少ないと思います。
操作自体は決して難しいものではありませんが、スピードコントロール・ストップ等基本的操作は熟知する必要があります。パソコンのキーボードによる操作のため、うっかり違うキーを押して原稿を見失ってしまうこともありました。
講演者の原稿の棒読みを防いだり、アドリブに対応するには、講演者との十分なリハーサルは欠かせないと思います。
原稿送り専用のコントローラーがあった方が、使い易いかもしれません。

現場に居合わせている観客としては、特別に違和を感じることはないと思います。何も知らない人であれば「演題の端に何か置いてあるな」程度の感覚です。プロンプターはオバマ大統領とともに有名になってしまったため、知っている人が見ると、「やっぱり原稿を読んでいるのか」と分かってしまいますが、目線を上げてスピーチされるので、講演者の印象は悪くありません。


東亜道路工業株式会社様には、満足度5点満点中、デザイン4、価格4をいただきました。「原稿制作時では、エディターソフトとしての機能は十分であり、初回原稿取込後、校正・校了までを付属のソフトで行う場合は全く問題ないと思われます。但し、直前に校正が入るような場面では原稿作成者泣かせとなる場合もあります。また、原稿送り専用のコントローラーがあった方が、使い易いかもしれません。」というお言葉を頂きました。
----原稿制作は、多少の慣れが必要ですが、プロンプターソフトを熟知すればインポートするテキスト側でも構成を指定して呼び込むことが出来ます。また、原稿送りのコントローラーは市販されているUSBテンキーパッドがあれば可能です。テンキーパッドでのコントロール----

 
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